C96お疲れさまでした!+新譜通販中
こんにちは、YukiNaです。
今回は8/9~8/12の4日間開催されたC96、いわゆる夏コミのお疲れさまブログです。
僕も今回、初めてサークルとして4日目にスペースを出しました。その振り返りとか色々。
新譜通販についても。(記事長いので先に通販リンクだけ貼っておきます)
https://setsuna-emotion.booth.pm/
初めてのサークル参加
夏コミお疲れさまでした!前回のブログにも少し書いたとおり、夏コミ4日目に同人サークル「刹那★Emotion」としてサークル参加してきました。
まさか自分がコミケにサークル側として参加する日が来るとは…さて、結論から言うと非常にかなりVery楽しかったです。
南セ-09b 「刹那★Emotion」設営完了しました!!
— yuki(Na)@C96新譜通販開始 (@Setsuna_E_yuki) August 11, 2019
ボーカロイドオリジナルのミニアルバム1枚500円3曲入りです!よろしくお願いします(^人^) pic.twitter.com/niym235rMG
↑起床後既に30時間近く経っておりハイな僕。
いやー、同人活動、いいですね。もっと何年も前から動けばよかったなぁと少し後悔してます。
ただ、僕が音葉の誕生日週(6月20日前後)まで必死こいてモバマスをやっていたため全く新曲が手付かずで、残り1ヶ月半がマジで地獄でした。あ、報告が遅れましたが音葉誕週についにS5になりました。これで音葉も350S5のステージに立たせて上げられましたよ。この話はまた今度…
閑話休題。
今回は上記カツカツスケジュール(自業自得)の為、曲は勿論ジャケ絵や各種デザイン等、何のアテもないまま結局どんどんズルズルといってしまい、お願いさせて頂いた絵師のチャリキさん(@bike_chari_)にかなり色々助けていただくことに…
今回のCDはジャケイラストは勿論、それを用いた歌詞カード、おしながき、ポスター、名刺、クロスフェード動画、サークルロゴ、etcetc...何もかもチャリキさんにやっていただいております。もう足を向けて寝られません。
当日の設営もモバマス仲間の友人達に手伝っていただきました、感謝。
まだまだサークル参加はやっていきたいと思っているので、次は超余裕持つぞ…(フラグ)
- サークル参加して感じたこと
僕は今回4日目のデジタル(同人音楽とか)というくくりの中のボカロエリアでの配置でした。なんとお誕生席だったんですよ、初参加だけど。きくところによると、そう言うことも稀によくあるとかなんとか。
今回、上述のクソ自業自得スケジュールのせいでCD完成がなんとコミケ前日だった事もあり(徹夜でCD手焼きしてました)告知の時間が殆どなく、当日見つけて頂くしかないような状況でした、
コミケは10時にホール内部入場開始ですが、序盤1時間ぐらいはクッソ早くから目当てのサークルの為に並んでいる人が大半なので正直僕のような小さいサークルで活動実績も少ない人間には苦しい時間ですね。次回は最初1時間は座ってていいと思った。
僕のスペースにそこそこ来て頂きはじめたのは11時ぐらいからだったでしょうか。視聴ブースを設けていたのが本当に功を奏して、ポスターのイラストが目に入る→視聴出来ますか?ときかれる→視聴の後買って頂く、というパターンが気付けば出来上がっていました。
実は視聴ブースを設けるかはかなり迷ったのですが(事前にggったら視聴ブース要らなくね?みたいなトピックもあったので)結果オーライで本当に沢山の方に視聴して頂きました。また、視聴頂いた方の購入率はほぼ100%でした。楽曲を聴いて最終判断して頂けたのが本当に嬉しかったですね。
印象的だったのが外国の方がかなり来られていた事です。初音ミクと言えばクールジャパンの筆頭のひとつとも言えるべきコンテンツなだけありますね。僕のスペースにも結構な数の外国の方に来て頂いてました。
一番最初に来られた外国の方が視聴しながらお連れ様に「Pretty cool...」と言ってヘッドホンを手渡した時、最高にうれしかったですね。生きててよかった。
ただ一方で、事前情報なしにコミケの中の同人CDを出すサークルに足を運んでいただくのは難しいなと正直思いました。音楽を探しに来た方だけではないからでしょうか。まだ見ぬ音楽を求めて足を運ばれる方というのはM3とかの方が多いかもしれないですね。
それでも持っていったCDの約半分を手にとって頂き、本当にありがとうございました。
新譜解説
今回の本題です。これが書きたかった。
こちらが今回のクロスフェードです。3曲入り。タイトルは「にじいろセンセーション」
今回のアルバムは結局僕が作りたい曲をひたすらにブチ込んだアルバムになりました。でも作りたい曲を作りたいように作っても、根幹は同じなんですよね。
いつもどんな曲を作っても「アニソンっぽいね」と言われる事をもう100回はゆうに経験した訳ですが、そこまで言われるのは個性だろもう、と思い…
アニソンっぽい="オタク・ポップ"
とキャッチコピー化して僕のアイデンティティとして掲げていこうかなと決意を新たにしたりしました。
そんなこんなで以下解説。
- Tr.1 Melody of Starlight☆
イメージは「王道アイドル系アニメOP曲」です。
キラキラしたメロ感にどこか待ち受ける困難も想起させるような切なさも入り混じったOP曲を目指しました。
アイドルアニメといえばやっぱストリングスの効いたバンドサウンドだと思っていて、それを自分なりに追求しています。
今回から音源をかなり新調していて、それらをフル活用したある意味ベンチマーク的な楽曲でもあります。
ストリングス:LA Scoring Strings2.5
ドラム:SSD5
アコギ:Ample Guitar MⅢ
ベース:MODO Bass
アンシミュ:Tonforge Misha Mansoor
上記機材が今回使った新しい機材です。
特にストリングスに関しては僕が古今東西神経質に探しまくった結果「コレなら唯一納得できる!」と思い購入したのがLASSで、打ち込みでポップス(アニソン)のストリングスをやるなら、個人的には最強だと思っています。
実際ポップス用ストリングスとしては恐らく一番定評があり、他音源の追随を許さないソリッドでドライな出音です。ここまでドライで立体感とキレのあるストリングスは少なくとも僕は知りません。あったら教えてください。
と、僕はベタ褒めの音源ですが、ストリングス音源の宿命かクッソ高いです。定価だと10万超えるので、公式でセールを年に1回ぐらいやるタイミングで買うといいと思います。それでも8万ぐらいしますが。
ドラムも今回かなりベチベチで良い意味でアニソンっぽい「作られた音」になっています。SSDはロック、メタル系での使用がかなり多いですが、パート数の多いアニソンでもその力を発揮すると思います。
SSDの欠点は金物です。マジでやる気あんのかってぐらい寝た音。納得出来なすぎてMoS☆ではクラッシュだけAddictive Drumsのものをつかっています。
また後述しますが、2曲目を作る為に買ったToneforgeのMishaシグのアンシミュがこの曲でも大活躍しました。
皆大好きペリフェリーのMishaのアンプ(ディーゼル?)をシミュレートしたもので、いとも簡単にあの音が出ます。
シンセでいう所のNEXUSのように必要最低限の構成にした事で目的の音に簡単に辿りつけるようになってます。
んで、コレは正直メタルコアを作るために歪みチャンネル目当てで買ったのですが、これのクランチがまあとても良いのです。
この曲のギターはMayonesのフロントTAP+Mishaのクランチチャンネルで全編録っていますが、滅茶苦茶ジャキジャキな音が出来上がりました。良い意味でうそ臭い音。低域は超タイトで刻めばズンズンするし、アルペジオやジャカジャカすればキラキラ、まさに化学調味料のような音と言っていい。
結果、ハイゲインでもなくしかし他パートを邪魔せずかつ存在感を発揮するアニソンの為に存在するような音で録る事が出来ました。
…機材のことしか書いてないですね。まぁ楽曲そのものについては聴いて頂いた方の感想が全てですので、感じるままに感じてください。
- Tr.2 答えのないフロンティア
うって変わってメタルコアです。ちょっとアニソンっぽさも感じるようなメタルコアを目指しました。
曲調につられて歌詞の世界観もだいぶ重苦しいものになっています。神様のダイスロールはファンブルしか出ねえ!俺はたとえ地獄でも自分の意思で生きるぜ。みたいなお話。
この曲を作るにあたって色々メタルコア、Djent辺りを沢山聴き漁りました。最近のメタルコアはDjentを名乗っていなくてもサウンドメイクからトータルプロデュースまでかなりDjentyな質感のバンドが多いですね。
演奏力が高いバンドがめちゃめちゃ多く、早弾きできんしメタルコアやるぜ!みたいな後ろ向きのバンドでは一瞬で淘汰されるレベルまで水準が高くなっている感じでした。
もっともここ数年はyoutubeの台頭でテクニカル系が非常に日の目を浴びており、テクニカル志向のギタリストは加速度的に増えている気がしますね。Jason Richardson(ex.Born of Osiris)やPolyphiaのような若手ヒーローの存在がかなりシーンに影響を与えている気がします。
かくいう私も今回は結構演奏を頑張りました。メタルコア特有の低音弦から一気に高音弦に跳躍するようなリフもガッツリ取り入れています。チューニングはドロップB。
こういった跳躍系のリフは高音弦に行った時の両サイドのスカスカ感をどう解決するかが結構悩みの種でしたが、今回はそこをMisha導入で解決する事ができました。
ともあれ、ずっとメタルを弾いて来たのに一度も作ったことがなかったのが結構心苦しかったのですが、ようやく自分なりのメタルを作れたんじゃないかなーと。
- Tr.3 Shoot the Hearts!!
コレ、実は2018年に投稿した既存曲なんです(記事アリ)
テーマは「ド直球四つ打ちトランスアニソン」です。4つ打ちにハイゲインのギターの組み合わせは最強だと思っているので…
以前の記事で語り尽くしてしまったのですが、個人的聴きどころをピックアップするなら、2サビ→間奏1→Cメロ→間奏2、という一連の流れでしょうか。
僕は間奏の役割を「歌の勢いを殺さず次の歌のパートにより強い熱量で繋げるための橋渡し」だと考えていて、それを自分なりに愚直に実践した形になります。
また同時に世界観を示す場でもあり、流れ星のようなシンクリードの早いパッセージのシンセソロで「アイドルが歴史を越えて駆け抜けていく」様をイメージしています。
ギターソロは、四つ打ちアニソンにはやっぱコレでしょ!というお約束。
ギターソロのTAB譜なんかも気まぐれに作ったりしましたが、流れ星のようなフレーズになったかと思います(?)録音は大変でした…
まとめ(と通販)
なんとも文字だらけの長ったらしい記事になってしまいました。音楽に関しては脳内で言葉が溢れすぎて中々うまくまとめられないですね。
あっそうだ(唐突)現在上記にて語り散らかしたC96新譜「にじいろセンセーション」現在boothにて通販を行っております。
自家通販という形ではありますが、あんしんboothパックという出荷形態を取っているので匿名でご購入いただけます。
1枚500円+送料です。よければ是非一度ご検討下さい。
今回のサークル参加は、僕にとって間違いなくプラスの経験になりました。僕の作った音楽をお金を出して買って頂く、これほどの喜びはありません。
これからもお金を払っても聴きたい!と思ってもらえるよう、楽曲制作と向き合って生きていきたいところです。
もし聴いて頂けましたら、どんな些細な内容でもいいので感想をいただけると非常に励みになります。感想で飯が食える…とは言わないけれど、感想が間違いなく一番の心の栄養です。モチベーションになります。
では。