モバマスと音楽あれこれ

モバマスと音楽用。コメントお気軽にどうぞ!

僕にとっての麻枝准とヘブンバーンズレッド(ヘブバン)

大変ご無沙汰しております、YukiNaです。

ここ最近はモバマスは程ほどに、本業(?)である音楽や据え置きゲーム、東方などリソースを分散して色んな体験をする事に重きを置いておりました。
ブログを頻繁に更新していた頃は仕事以外のリソースをほぼすべてモバマスに割いていたのである意味では成長と言えるかも・・・

さて、挨拶は程ほどに今回はタイトルの通り麻枝准(以下だーまえ)という男とヘブバンについて語るべく久々に筆を取りました。
YukiNaという人間を説明するのに避けては通れない程、だーまえは僕に影響を与えた人物です。
以下、本文。


ヘブバンという神ゲー

2022年2月、初めての製作発表からどれくらいの月日が経過しただろうか・・・無事リリース、サービス開始となりました。

僕はだーまえ主導のスマホゲーという事で楽しみにしつつも、つぶさに進捗を追っていた訳ではありませんでした。
僕自身がいわゆるノベルゲームから遠ざかり気味だった事と、グラブルをやっていたり音楽への情熱を取り戻したりと色々あったのです。

しかし、リリース日が決定した事もあり事前登録は済ませ、いざ当日。



・・・めっちゃ動く!!!!キャラみんなめっちゃカワイイ!!!!!!曲神!!!!!!!自分の人生の半分を捧げただーまえのいつものテキストだ!!!!!!!!!!!!!



と一気に鍵っ子(Keyファンの総称)の気持ちを取り戻し、それ以降ヘブバンの事ばかり考えている毎日です。
そして当記事を執筆している3月13日現在、メインストーリー2章をクリアし悲しみと絶望に打ちひしがれているところでございます。


そんなのって・・・ねぇよ・・・なんでだよ・・・畜生・・・


いやほんと、だーまえの、製作陣の本気をしかと感じ受け止めました。

そんなヘブバンがどんなゲームか、一応簡単にご説明致します。
ヘブバンは麻枝准(key)とWright Flyer Studiosがタッグを組んで製作したスマホゲームです。ジャンルはノベル+RPGで対人要素は少なくとも今現在は無いためソーシャルゲームと呼ぶのは不適切でしょう。既存のゲームに例えるならFGOがわりと近いかもしれません。

だーまえ主導のゲームは実はリトバス以来のようです(それ以降はスーパーバイザー的立ち位置)
確かにRewrite田中ロミオ都乃川が主導だったもんね。

そんなヘブバンですが、後述しますがだーまえ信者の僕でも創造し得なかったぐらい世間に広く訴求しており、その多くが好感を持って受け止められており、今最もアツいスマホゲームのひとつになっていると、客観的にも言える状況になっております。

3月13日現在開催中の最新イベントのRequiem for BlueのPVは既に40万再生を超えており、割とビビりました。僕はこれからやります(PVだけで泣いちゃった)

今ならまだイベントにたぶん駆け込めるので、この記事をもし見た人がいるならば今すぐやりましょう。そして僕と感想戦をしましょう!


(今現在の僕の推しキャラはつかさっち、山脇様ですがストーリーを進めるほど皆魅力的過ぎてどんどん好きになっていきます・・・水瀬姉妹のいじらしさには爆発しました)

僕にとっての麻枝准

僕とだーまえの出会いは今から15年前に遡ります。

2022年の15年前・・・つまり2007年のことです。当時一番大きな出来事といえば、何を隠そうニコニコ動画の正式サービス開始です。

具体的な学年を書くと年齢が特定出来てしまうのでアレですが、その当時学生としては割りと時間が有り余っているタイミングだった為一日7時間ぐらいニコニコを見るような生活をしていました。

そんな中で当時はギャルゲ、エロゲと呼ばれる分野がオタクカルチャーの中でもトップクラスに位置付いており、当時の僕含むUnder18のキッズには羨望の的でした。



その当時僕はエロゲを購入、プレイ出来る年齢ではなかった為全年齢対象のギャルゲないしは移植版をやろうと思いたち、学校の同じクラスにいたギャルゲマイスター的存在の友人にオススメは無いか?と相談。

そして彼が異常に持っていた作品の数々を見せてもらうと、そこには・・・


僕のHNの由来にもなった"""kanon"""の姿が・・・(PSP版)


実はその時点でkeyの音楽にだけは触れていた事もあり「これを貸してくれ!!!」と頼み借りることに成功。そんな人生初ギャルゲ(エロゲ)が、きしくもだーまえとの出会いだったのです・・・。


そんなだーまえを気づけば15年間も追いかけてきたわけですが、彼の魅力はいったい何なのか?という点について信者目線で説明しようと思います。一言で言うならば・・・


「キャラ作り、設定作りの天才」


彼は魅力的なキャラクター、そしてずっとそこに居たくなるような世界を作る天才だと僕は思っています。

彼が生み出したキャラクターとして、「天使ちゃん」「友利奈緒」「棗恭介」など、その他挙げればキリがないぐらい個性的で魅力的なキャラクターを生み出してきました。

そして「リトルバスターズ!」や「Angel Beats!」など、その世界に居たい、彼らと同じ時間を過ごしてみたいと思ってしまうような世界も沢山作り上げてきました。

彼の作る世界には概して秘密があり、そこに生きるキャラクター達は世界に翻弄されつつも幸せを追い求めて必死に生きています。



そんな彼の作る物語はすべて「切なくも暖かい」のです。僕は実際に思春期真っ只中の高校時代にCLANNADを視聴、プレイした事で反抗期が終了した過去があります。僕自身の音楽作品作りの根幹にある暖かさ、前向きさは間違いなく彼の影響といって良いでしょう。


  • 何度失敗しても応援したいと思える存在

だーまえは打てばかならずヒットになる人間では無い、というのは信者を自称する僕を以ってしてもそう言わざるを得ません。

彼は上述した内容を総括してアイデア、閃きの天才であると確信していますが、それを作品として纏め上げる事に長けているとは言えないと思っています。

詳しく述べる事はしませんが、特に10年代の彼の作品はやりたい事を上手くパッケージング出来ていない、というのが世間的に見ても彼の評価として定着してしまっている気がします。



―――しかし、それでも応援したい、と思えるのが麻枝准という人間なのです。


「何度空振りしても、打席に立ち続ける限り何度でも応援したくなる」


彼は自身を「メンヘラ」と称するように、決してメンタルが強い部類の人ではないと思います。心血を注いで作り上げた作品が失敗の烙印をおされる事は正直めちゃくちゃ辛い事でしょう。

それでも彼は次の打席に立つのです。そしてその度、我々ファンは場外ホームランを夢見るのです。夢見させてくれる何かがある、それこそが彼の真の魅力かもしれません。

実際、そんな魅力のあるだーまえだからこそ、多くの実力あるクリエイター達が彼の元に集い、彼のアイデアの実現のため全力を尽くすのだと思います。



TVアニメ「アイカツ!」にて、後期主人公である大空あかりがオーディションの際憧れの存在である星宮いちごの魅力は何か?と聞かれた時

「私に夢を見させてくれた事」

と答える一幕があります。

これと全く同じで、我々に夢を見させてくれる、それが彼の凄さだと思っています。


麻枝准と僕らの未来

今現在のヘブバンは、麻枝准のセンスとWright Flyer Studiosのゲーム作りの技術が最高の化学反応を起こしている状態と言えるでしょう。

僕のような信者は彼のやる事に対してガリガリにバイアスがかかった評価をしてしまう事が多く、世間の反応と乖離する事もあるかもしれません。

しかしながら、ここまでアツいムーブメントが巻き起こっている現状を見ると、ヘブバンは間違いなく良い作品であるのだと思います。

僕自身、初めてkanonCLANNADをプレイした時と同じ気持ち、熱量でヘブバンに向き合えています。ストーリーを読み終わり精気の抜け切った廃人になってしまうあの感覚もまた心地よいです。

ソーシャル要素が無い事でどう売り上げを担保するのか?とサービス開始前は少し不安もありましたが、それも杞憂だったと思います。詳しくは言えませんが、彼女達の物語を読めばガチャを回したくなる、と言い切れるぐらいストーリーに訴求力があります。
(勿論性能面で快適にプレイしたいという欲求を刺激しているというのもあります)



ソシャゲの台頭によりゲームと呼ばれる娯楽のあり方も多様化し、00年代に成功を収めていたクリエイター達が必ずしも今現在また輝けるとは言えなくなってきている時代です。

そんな中でだーまえが再度ゲームというジャンルで存在感を発揮した事はスマホゲームの歴史に刻まれるレベルの出来事だと思います。

彼自身が言うように、ヘブバンの根幹は決して新しい事をしているわけではありません。ノベルゲーム+RPGなのです、ゲームとしての真新しさはそこまで強くはありません。

それでもこうして何十万人のユーザーを熱狂の渦に落としいれ、さらに拡大を見せるヘブバンは、スマホゲーム業界に彗星のごとく現れた寵児と言えるでしょう。

信者目線で言うならば、だーまえのやりたい事にようやく世間が追いついた感があります。



ヘブバンはますます拡大し、一大コンテンツへと成長していくでしょう、そんな確信にも似た思いがあります。それをリアルタイムで体験出来ている事を誇りに思います。

そして、麻枝准さんが心身共に健康でやりたい事に打ち込める事がファンとして至上の喜びです、そんな日々がずっと続く事を願ってやみません。それでは。

【デレマス】夢色ハーモニーという楽曲についての考察【デレアニ】

こんにちは、YukiNaです~

今回はずっと前から書こう書こうと思いながらタイミングを逸し続けてきた、アニメアイドルマスターシンデレラガールズ2期EDの「夢色ハーモニー」にまつわる考察記事です。

つい先日行われた7thライブ幕張でモチベが爆上がりしたので今回改めて筆を取る事にしました。

楽曲自体はもう4年も前に発表されたものになりますが、この曲の"ある部分"に言及した記事が今だ何処にもなく(多分)、ツイッターでもその部分に対する言及は見つけられなかったので、この記事を書くことでその"ある部分"に込めたであろう作曲者の意匠を知ってもらい、より夢色ハーモニーを好きになる一助になれたらなぁと思っています。


目次


そもそも夢色ハーモニーってどんな曲だっけ

youtu.be

↑これはコロムビア公式の視聴ですが、最近聴いてなかったな~と言う方はまずこちらから。

以下クレジット

夢色ハーモニー   
歌:CINDERELLA PROJECT  
作詞:遠藤フビト  作曲:BNSI(内田哲也)  編曲:滝澤俊輔(TRYTONELABO)

作曲は今現在はバンダイナムコスタジオを退社されているラブメガネ先生こと内田哲也さん。

そして編曲は我らが滝澤俊輔。僕がデレマス関連作家の中で一番好きな作家です。夢色ハーモニーはまさにそんな滝澤俊輔の本領発揮といったアレンジになっています。

また、CDのブックレットには他にも多くの各奏者さんの名前がクレジットされており、ドラムとシンセ以外ほぼ生録りの死ぬほど豪華なトラックになっています。


基本的にはデレアニの全体曲らしく、ドラム、ピアノ、アコギ、EG、ベース、ストリングス、ブラスという基本構成のバンドサウンドになっていますね。

96kHzで録っている恩恵もあってか、とにかく各パートの音がめちゃくちゃ良いですね。特に管弦はアニメ、ゲームのプロダクトとしては飛び抜けて良いと思います。

CDを買って参加ミュージシャンのクレジットを確認している楽曲派のオタクの方ならご存知かもしれませんが、滝澤さんの楽曲はCHIKA STRINGSさんが弦を全て担当されている事が多いです。(最近だとツインテールの風、マイ・スイート・ハネムーン、to you for me、等々…)

このCHICA STRINGSさんの弦の音が本当に良く、大小数ある弦楽団の中でも一番好きな音です。勿論各種エンジニアさんの腕もあるんでしょうが、どの曲でも非常にソリッド且つ煌びやかな音を聴かせてくれます。そのサウンドの素晴らしさを一番体感出来るのは、滝澤曲だとツインテールの風のイントロでしょうか。特に右側に位置しているチェロのエッジ感は珠玉の一言、必聴です。

ちなみにこのCHICA STRINGSさん、ググっても殆ど情報が出てきません(一応他アーティストさんのアップした写真が数点見つかりますが)TRYTONELABOさんとリレーションのある感じなんでしょうかね。

余談ですが、このCHICA STRINGSさんの音に近いサウンドを自分の楽曲でも使いたくて、古今東西調べまわって辿りついたのがLASSだったりします。本物には当然及びませんが、ソリッド感はかなり肉薄してる気がします。


3つの個性がハーモニーとなって一つの夢になる瞬間

すこし薀蓄が過ぎましたが、本題に入っていきましょう。

僕が注目して頂きたいのが3:22~3:44の間奏パートです。

夢色ハーモニーの間奏は、それまで伴奏に徹していた弦、管、エレキギターのそれぞれの1パートが1つのメロディをユニゾンで演奏し、他のパートはハモりで補強する形をとっています。基本的にはバイオリン、トランペット、歪んだエレキギターが同じメロディを一緒に弾いていると思ってください。

この個性的な3つの楽器が同じメロディを弾きハーモニーを奏でる、これって…

CuteCoolPassionじゃないの!?

というのが今回の考察の目玉でございます、ハイ。

シンデレラガールズはご存知の通り上記3つの属性にアイドルが分かれており、属性ごとにアイドルの系統が全く違います。

その象徴が、シンデレラガールズの象徴でもありデレアニの主人公でもあったニュージェネレーションズですね。

デレアニではニュージェネを中心としたCINDERELLA PROJECTの面々が悩み、考え、成長していく物語です。


そのニュージェネの3人が手を取り一歩を踏み出した楽曲が「流れ星キセキ」なら


「夢色ハーモニー」はCINDERELLA PROJECT、もとい、シンデレラガールズ190人の個性が手を取り合い一つの美しいハーモニーを奏でる楽曲


と言えるのではないでしょうか。

勿論これはいちPの考察と言う名の妄想でしかありませんが、少なくとも間奏の3声ユニゾンに関してはCuCoPa3つの個性が手を取り合い一つのハーモニー、夢を奏でるという音楽面からのアプローチだと思っております。

他デレマス楽曲の間奏で3パートユニゾンをしている曲はありません。というか、ポップスの間奏で3声ユニゾンのソロというのは僕の知る限りではあまり一般的ではありません。オケ畑の滝澤さんならではの発想かもしれません(勿論、お、これかっこええやんけ!ぐらいのノリでそうしたかもしれませんが)


ともあれ僕が伝えたいのは、楽曲は歌詞以外にも作家さんの意匠が込められているから、そういった多角的な視点で楽曲を聴いてみると新たな発見があって、よりコンテンツを楽しめるかもしれませんよ!という事でした。


総括

夢色ハーモニー、どうしても2期が特殊EDが多かった分印象が薄いイメージがあるんですよね(僕はトップクラスに好きなのですが)

なので、夢色ハーモニーの良さを少しでも再確認するきっかけになればと思ってこの記事を書きました。

ちなみに、もし見られる方は26話も是非見てみて下さい。この"もうちょっとだけ続くんじゃよ"的ファンサービスともいえる26話ですが、その最後を飾るのが夢色ハーモニーです。超美麗な縦長の1枚絵がガンダムSEEDのFIND THE WAYみたいにスクロールしていきます(分かるかなw)

その、シンデレラガールズはこれからも続いていく、そんなお話の最後、彼女達のひとつの締めくくりが夢色ハーモニーであったことには、感慨深さにも似た何かを感じずにはいられません。

そんな夢色ハーモニーはM@GIC☆に通常版が収録されている他、ニュージェネ版やラブライカ版など各種バージョンが存在しています。僕はラブライカ版推しだったりします。

みんな、CD買ってフルで間奏パートを聴こう!(宣伝)

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C96お疲れさまでした!+新譜通販中

こんにちは、YukiNaです。

今回は8/9~8/12の4日間開催されたC96、いわゆる夏コミのお疲れさまブログです。

僕も今回、初めてサークルとして4日目にスペースを出しました。その振り返りとか色々。

新譜通販についても。(記事長いので先に通販リンクだけ貼っておきます)
https://setsuna-emotion.booth.pm/


初めてのサークル参加

夏コミお疲れさまでした!前回のブログにも少し書いたとおり、夏コミ4日目に同人サークル「刹那★Emotion」としてサークル参加してきました。

まさか自分がコミケにサークル側として参加する日が来るとは…さて、結論から言うと非常にかなりVery楽しかったです。


↑起床後既に30時間近く経っておりハイな僕。

いやー、同人活動、いいですね。もっと何年も前から動けばよかったなぁと少し後悔してます。

ただ、僕が音葉の誕生日週(6月20日前後)まで必死こいてモバマスをやっていたため全く新曲が手付かずで、残り1ヶ月半がマジで地獄でした。あ、報告が遅れましたが音葉誕週についにS5になりました。これで音葉も350S5のステージに立たせて上げられましたよ。この話はまた今度…

閑話休題

今回は上記カツカツスケジュール(自業自得)の為、曲は勿論ジャケ絵や各種デザイン等、何のアテもないまま結局どんどんズルズルといってしまい、お願いさせて頂いた絵師のチャリキさん(@bike_chari_)にかなり色々助けていただくことに…

今回のCDはジャケイラストは勿論、それを用いた歌詞カード、おしながき、ポスター、名刺、クロスフェード動画、サークルロゴ、etcetc...何もかもチャリキさんにやっていただいております。もう足を向けて寝られません。

当日の設営もモバマス仲間の友人達に手伝っていただきました、感謝。

まだまだサークル参加はやっていきたいと思っているので、次は超余裕持つぞ…(フラグ)


  • サークル参加して感じたこと

僕は今回4日目のデジタル(同人音楽とか)というくくりの中のボカロエリアでの配置でした。なんとお誕生席だったんですよ、初参加だけど。きくところによると、そう言うことも稀によくあるとかなんとか。

今回、上述のクソ自業自得スケジュールのせいでCD完成がなんとコミケ前日だった事もあり(徹夜でCD手焼きしてました)告知の時間が殆どなく、当日見つけて頂くしかないような状況でした、

コミケは10時にホール内部入場開始ですが、序盤1時間ぐらいはクッソ早くから目当てのサークルの為に並んでいる人が大半なので正直僕のような小さいサークルで活動実績も少ない人間には苦しい時間ですね。次回は最初1時間は座ってていいと思った。



僕のスペースにそこそこ来て頂きはじめたのは11時ぐらいからだったでしょうか。視聴ブースを設けていたのが本当に功を奏して、ポスターのイラストが目に入る→視聴出来ますか?ときかれる→視聴の後買って頂く、というパターンが気付けば出来上がっていました。

実は視聴ブースを設けるかはかなり迷ったのですが(事前にggったら視聴ブース要らなくね?みたいなトピックもあったので)結果オーライで本当に沢山の方に視聴して頂きました。また、視聴頂いた方の購入率はほぼ100%でした。楽曲を聴いて最終判断して頂けたのが本当に嬉しかったですね。

印象的だったのが外国の方がかなり来られていた事です。初音ミクと言えばクールジャパンの筆頭のひとつとも言えるべきコンテンツなだけありますね。僕のスペースにも結構な数の外国の方に来て頂いてました。

一番最初に来られた外国の方が視聴しながらお連れ様に「Pretty cool...」と言ってヘッドホンを手渡した時、最高にうれしかったですね。生きててよかった。

ただ一方で、事前情報なしにコミケの中の同人CDを出すサークルに足を運んでいただくのは難しいなと正直思いました。音楽を探しに来た方だけではないからでしょうか。まだ見ぬ音楽を求めて足を運ばれる方というのはM3とかの方が多いかもしれないですね。

それでも持っていったCDの約半分を手にとって頂き、本当にありがとうございました。


新譜解説

今回の本題です。これが書きたかった。

こちらが今回のクロスフェードです。3曲入り。タイトルは「にじいろセンセーション」

今回のアルバムは結局僕が作りたい曲をひたすらにブチ込んだアルバムになりました。でも作りたい曲を作りたいように作っても、根幹は同じなんですよね。

いつもどんな曲を作っても「アニソンっぽいね」と言われる事をもう100回はゆうに経験した訳ですが、そこまで言われるのは個性だろもう、と思い…

アニソンっぽい="オタク・ポップ"

とキャッチコピー化して僕のアイデンティティとして掲げていこうかなと決意を新たにしたりしました。

そんなこんなで以下解説。

  • Tr.1 Melody of Starlight☆

イメージは「王道アイドル系アニメOP曲」です。

キラキラしたメロ感にどこか待ち受ける困難も想起させるような切なさも入り混じったOP曲を目指しました。

アイドルアニメといえばやっぱストリングスの効いたバンドサウンドだと思っていて、それを自分なりに追求しています。

今回から音源をかなり新調していて、それらをフル活用したある意味ベンチマーク的な楽曲でもあります。

ストリングス:LA Scoring Strings2.5
ドラム:SSD5
アコギ:Ample Guitar MⅢ
ベース:MODO Bass
アンシミュ:Tonforge Misha Mansoor

上記機材が今回使った新しい機材です。


特にストリングスに関しては僕が古今東西神経質に探しまくった結果「コレなら唯一納得できる!」と思い購入したのがLASSで、打ち込みでポップス(アニソン)のストリングスをやるなら、個人的には最強だと思っています。

実際ポップス用ストリングスとしては恐らく一番定評があり、他音源の追随を許さないソリッドでドライな出音です。ここまでドライで立体感とキレのあるストリングスは少なくとも僕は知りません。あったら教えてください。

と、僕はベタ褒めの音源ですが、ストリングス音源の宿命かクッソ高いです。定価だと10万超えるので、公式でセールを年に1回ぐらいやるタイミングで買うといいと思います。それでも8万ぐらいしますが。


ドラムも今回かなりベチベチで良い意味でアニソンっぽい「作られた音」になっています。SSDはロック、メタル系での使用がかなり多いですが、パート数の多いアニソンでもその力を発揮すると思います。

SSDの欠点は金物です。マジでやる気あんのかってぐらい寝た音。納得出来なすぎてMoS☆ではクラッシュだけAddictive Drumsのものをつかっています。


また後述しますが、2曲目を作る為に買ったToneforgeのMishaシグのアンシミュがこの曲でも大活躍しました。

皆大好きペリフェリーのMishaのアンプ(ディーゼル?)をシミュレートしたもので、いとも簡単にあの音が出ます。

シンセでいう所のNEXUSのように必要最低限の構成にした事で目的の音に簡単に辿りつけるようになってます。

んで、コレは正直メタルコアを作るために歪みチャンネル目当てで買ったのですが、これのクランチがまあとても良いのです。

この曲のギターはMayonesのフロントTAP+Mishaのクランチチャンネルで全編録っていますが、滅茶苦茶ジャキジャキな音が出来上がりました。良い意味でうそ臭い音。低域は超タイトで刻めばズンズンするし、アルペジオやジャカジャカすればキラキラ、まさに化学調味料のような音と言っていい。

結果、ハイゲインでもなくしかし他パートを邪魔せずかつ存在感を発揮するアニソンの為に存在するような音で録る事が出来ました。


…機材のことしか書いてないですね。まぁ楽曲そのものについては聴いて頂いた方の感想が全てですので、感じるままに感じてください。


  • Tr.2 答えのないフロンティア

うって変わってメタルコアです。ちょっとアニソンっぽさも感じるようなメタルコアを目指しました。

曲調につられて歌詞の世界観もだいぶ重苦しいものになっています。神様のダイスロールはファンブルしか出ねえ!俺はたとえ地獄でも自分の意思で生きるぜ。みたいなお話。

この曲を作るにあたって色々メタルコア、Djent辺りを沢山聴き漁りました。最近のメタルコアはDjentを名乗っていなくてもサウンドメイクからトータルプロデュースまでかなりDjentyな質感のバンドが多いですね。

演奏力が高いバンドがめちゃめちゃ多く、早弾きできんしメタルコアやるぜ!みたいな後ろ向きのバンドでは一瞬で淘汰されるレベルまで水準が高くなっている感じでした。

もっともここ数年はyoutubeの台頭でテクニカル系が非常に日の目を浴びており、テクニカル志向のギタリストは加速度的に増えている気がしますね。Jason Richardson(ex.Born of Osiris)やPolyphiaのような若手ヒーローの存在がかなりシーンに影響を与えている気がします。


かくいう私も今回は結構演奏を頑張りました。メタルコア特有の低音弦から一気に高音弦に跳躍するようなリフもガッツリ取り入れています。チューニングはドロップB。

こういった跳躍系のリフは高音弦に行った時の両サイドのスカスカ感をどう解決するかが結構悩みの種でしたが、今回はそこをMisha導入で解決する事ができました。

ともあれ、ずっとメタルを弾いて来たのに一度も作ったことがなかったのが結構心苦しかったのですが、ようやく自分なりのメタルを作れたんじゃないかなーと。


  • Tr.3 Shoot the Hearts!!

コレ、実は2018年に投稿した既存曲なんです(記事アリ)

テーマは「ド直球四つ打ちトランスアニソン」です。4つ打ちにハイゲインのギターの組み合わせは最強だと思っているので…

以前の記事で語り尽くしてしまったのですが、個人的聴きどころをピックアップするなら、2サビ→間奏1→Cメロ→間奏2、という一連の流れでしょうか。

僕は間奏の役割を「歌の勢いを殺さず次の歌のパートにより強い熱量で繋げるための橋渡し」だと考えていて、それを自分なりに愚直に実践した形になります。

また同時に世界観を示す場でもあり、流れ星のようなシンクリードの早いパッセージのシンセソロで「アイドルが歴史を越えて駆け抜けていく」様をイメージしています。

ギターソロは、四つ打ちアニソンにはやっぱコレでしょ!というお約束。

ギターソロのTAB譜なんかも気まぐれに作ったりしましたが、流れ星のようなフレーズになったかと思います(?)録音は大変でした…

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まとめ(と通販)

なんとも文字だらけの長ったらしい記事になってしまいました。音楽に関しては脳内で言葉が溢れすぎて中々うまくまとめられないですね。

あっそうだ(唐突)現在上記にて語り散らかしたC96新譜「にじいろセンセーション」現在boothにて通販を行っております。

setsuna-emotion.booth.pm

自家通販という形ではありますが、あんしんboothパックという出荷形態を取っているので匿名でご購入いただけます。

1枚500円+送料です。よければ是非一度ご検討下さい。



今回のサークル参加は、僕にとって間違いなくプラスの経験になりました。僕の作った音楽をお金を出して買って頂く、これほどの喜びはありません。

これからもお金を払っても聴きたい!と思ってもらえるよう、楽曲制作と向き合って生きていきたいところです。

もし聴いて頂けましたら、どんな些細な内容でもいいので感想をいただけると非常に励みになります。感想で飯が食える…とは言わないけれど、感想が間違いなく一番の心の栄養です。モチベーションになります。

では。

モバマスでLv350になった話とかコミケ受かった話とか

こんにちは、YukiNaです。

今回はようやくモバマスのLvが350になったとかコミケに受かってサークル参加する事になったとか、近況報告です。

Lv350になりました


5月の小梅ロワで、無事Lv350になれました。

モバマスにおいてLv350という数値はひとつの節目として多くのPの目標となっています。

それは何故か?というと、元々モバマスの上限Lvが350だったんですね。ちなみにランクの上限は元々S5(更に旧来はS3でしたが)で、それと合わせて輝きの向こう側、モバマスチュートリアル、なんて言われたりしています。

Lvを上げるためにはスタドリを飲むしか方法がなく、実質的にどれだけスタドリを飲んだか?を示すステータスともなっています。


  • 何故Lv350を目指したのか?

現在のLvアップに必要な所要経験値を見ていただければ分かると思いますが、346lvを越えたぐらいから100万を超えます。

これは実際どれくらいのものかと言うと、現在スタ値782の私が約1600本スタドリを飲んでやっと1Lv上がる感じです。

これは生スタを飲まない人からするとかなり苦しい数字かと思いますが、何故これを目指したかと言うと、モバマスを頑張っている、頑張れる音葉Pがいるぞ、という存在証明をしたかったからです。

僕が2017年末に音葉TBSで4位になった際、レベルはまだ200台で音葉メインのPで350に達したPは一人もいませんでした。

僕個人の考えとして、モバマスで活気のある界隈は結果として非モバPでも和気藹々としており、総選挙でもそれなりの水準にいると思っています。そんな中、自分の担当アイドルに一人も350超えがいないという状況は正直心苦しいものがありました。(兼任、多担当はいるかもしれませんが)

例を挙げるならば、工藤忍、浅利七海、白菊ほたる(ボイス付きましたが)あたりの界隈はモバマスでも非常に活気があり走れるPもかなり多いです。結果として総選挙でもかなりの結果を残していますよね。

そんな心境の中、僕は彼女をどうしてもLv350のステージに連れて行ってあげたくて、頑張ってたどり着きました。

単純接触効果じゃないですが、少しでも人目に付く機会を増やしたくて道場も始めました。(大概Lv順ソートなので350になるまで我慢してました)

勿論350になったから、道場を始めたから彼女のPが増えるわけではないですし、完全な自己満足ですが、いないよりは居る方がいいと思います。

彼女を今より少しでも高いステージに立たせてあげる為にも、やれる事は全部やりたいです。

幸いにしてデレステでもキャラバン上位で新規絵を頂けたりと、ユーザーの自助努力以外にも伸び代はある方だと思います。

僕自身としてもS5達成まであと少しですし、まだまだ頑張っていきたいところ。


コミケ4日目当選しました

ここからは完全に僕個人の話ですが、コミケに当選しました。

前々からCDを作って即売会で頒布したいとは思っていましたが、まさか初参加がコミケになるとは…

コミケ自体一般参加が去年の夏コミが初めてで、冬コミが2回目でしたが、あの熱気に当てられて俺もサークル参加するんじゃ~とコミケ参加セットを購入し、応募…

いやはや、まさか受かるとは思っていなかったです。進捗は…しかしながら、貴重な参加スペースを頂いた事、多くの知り合いに買いに行くね!と言って貰った事もあり、急ピッチで製作を進めています。

わざわざ足を運んで頂いてお金を払って手に入れて頂く以上、買って良かったと思ってもらえるようなクオリティの物にするつもりです。


CDの内容ですが、現時点では「コンペ風オリジナルアルバム」としています。

具体的に解説すると、架空のコンペ(商業音楽における作家向け楽曲選考)を想定して、架空の作品のオーダーに対して曲を提供する、というコンセプトのアルバムです。

僕の作風自体が古今東西のアニメ、ゲームソングを作る!というスタンスで日頃から作曲していますので、そういう意味は普段とやる事はあまり変わらないですね^^;

繰り返しになりますが、月曜日南地区 "セ " 09b、にてサークル参加予定です。当日はスペースにてお待ちしております。是非宜しくお願いします!


近況とか

最近、アイカツ!にガチなハマり方をしてしまいました。

以前からスタ走りのお供としてアイカツを紹介するぐらいにはハマっていましたが、アイカツを178話まで見終えたあたりで完全にスイッチが入ってしまいました。

最近はフォトカツをやっていなかったことを悔やむ毎日です。178話以降の大空あかりの、スターライトのみんなの物語が見たい。。。

近頃はついに歌唱担当の方に興味が伸び、もう戻れないだろうな…という感じです。るかさん本当にかわいい、舞台も見にいきてえ…

今はスターズを50話まで見終え、どこがタイミングの良い時に2期も見始めようと思っています。

いやー、もっと早くハマりたかったですね。時既にかえで寿司…いやいや、今フレンズもリアタイでやっていますし、早く追いつきたいところ。

先日ミミシェリィを買いに東京駅地下のアイカツショップに行きましたが、本当に女児(と親子連れ)が多く、結構緊張しましたね。DCDはアイカツ全シリーズ全話見てCDも買いつくして、やる事なくなったら多分始めると思います。長岡先生へ。かしこ

モバマスの特技と編成の考え方 基本編

こんにちは、YukiNaです。

今回はモバマスの特技と編成をどう考えて組めばいいのか?という部分の基礎知識です。尚、応用編はありません(謝辞)

そもそも何故今更特技の話?というところですが、定期的にイベントの記事を書いていて感じる事がありました。それは…

編成の解説が余りにも雑!!!

実際ツイッターモバマスの走り方を探している人などを見かけると、まずパワー持ち以外の特技の組み合わせ方、アイドルの並べ方の知識が無い方が結構いらっしゃるのを感じました。

ですので、改めて文章化して各記事で引用元とする事で、より走る事、アイドルを自力でお迎えする事へのハードルを少しでも下げられたら…と思い、今回の記事を書きます。

以前はもっと適当なスタンスで始めましたが、想像以上に日々アクセスを頂く中で、無責任な記事ではいけないなと身が引き締まった次第です。


目次

編成のキモはこの3つ!!

  1. フロント10人とバクメンの上5人はなるべく2色ベースで特技の色を揃えよう!
  2. なるべく片面を集めよう!最新特技なら両面もアリ
  3. 並べる順番は特技の強いアイドルから!発動率は順番が前ほど高い(諸説あり)

以下に各ポイントを詳しく解説していますが、読むのが面倒な方は上記3点を意識するだけでも大丈夫です。


編成の基礎的な考え方

  • 編成は2色がオススメ!

編成の一番の基本は、特技の色と編成を合わせる事です。組み合わせのパターンはCutePassion(以下CuPa)、CuteCool(以下CuCo)、Coolpassion(以下CoPa)の3種類。

私はCuPaをメインに採用しています。理由は後述。

  • 何故2色がオススメなの?単色or全色じゃ駄目なの?

何故2色がオススメなのか?それは…

多種多様なイベントに対応出来るから!!

そもそも何故編成を考える必要があるのか?それは、モバマスが如何に沢山のアイドルに特技を掛け、発揮値を増やすかが重要なゲームだからです。

パワー持ちの存在はご存知かと思いますが、イベント上位やガチャ目玉の4倍パワーの娘は当然ながら毎回属性が違いますよね。そういった中で、もし仮に単色でしか揃えてなかったら、パワー持ちの娘が手持ち編成と合致する可能性が3分の1になってしまいます。

でも仮に、CuPaで組んでいてガチャ目玉がCu、前回イベ上位がCoの場合、わざわざフリトレでCuCoの強いアイドルを調達してこなくてもパワー持ちが組み込めますよね。

もしこれでパワー持ちが自編成と両方合致していれば、更に発揮値を上げる事が出来ます。つまり、性能と組みやすさを天秤にかけたリスクヘッジなのです。

  • じゃあ全色は?一番安全じゃん

全色特技で仮に編成を組めば確かにパワー持ちの組み込みは容易になります。しかしながら、後述しますが特技のブースト量は全色が一番低く、もし仮に全員全色で組んでしまうと、どうしても発揮値的に2色編成より劣ります。

勿論2色ベースで一部全色アイドルで特技を賄うのはアリです。2色特技はその性質上、使い勝手の良さからどうしても高額になりがちです。ガチャ産だと特訓後で4桁になる事も珍しくありません。パワーが切れたあとでも600~ぐらいで高止まりする事が多いです。

しかし全色であれば概ね2色ほど高価にはならず(アイドルによります)特技要員として編成に組み込みやすいと思っています。私自身、好きなアイドルが全色でパワーが切れた後もそのまま何人か続投させています。

ですので、完全全色編成はオススメしませんが、一部財布やアイドルの好みと相談して編成に組み込むのはOK、と言うのが私の考え方になります。

  • ここまでのまとめ
  1. パワー持ち以外の基礎編成は2色で組むべし!
  2. 全色アイドルは無理せず編成の補強をしたい場合にはアリ!全員全色とかは…やめようね!


特技の基本的な考え方

  • 片面?両面?

特技の種類について、単色、2色、全色については上記にて触れましたが、もうひとつの種類としてモバマスの特技は、攻アップ(以下片面)or攻守(以下両面)アップの2つがある事はご存知の方も多いかと思います。

これは要は攻撃力のみをブーストするのか?攻撃力と守備力を両方ブーストするのか?という違いです。

では実際編成を組むにあたってどっちの特技がいいのか?結論から行きましょう。

手に入るなら片面!!!

はい。

片面と両面の違いは何か?ズバリブースト量の差です。同じ色の特技であれば、特技10Lvだとブースト量が2%違います。

たった2%やんけ!と思うかもしれませんが、これがフロント10人とバクメン5人に等しく掛かると、その差は発揮値に大きく響いてきます。

ですので、本来であればフロント全員片面にすべきです(※)しかし、当然ながら片面の方が強いので基本的に相場は高くつきます。

なので、またもや同じ答えになってしまいますが、お財布若しくはアイドルの好みと相談して、どれだけ片面で揃えるかを判断しましょう。ブルジョワな方は普通にフロント全員2色片面最新ズラリだったりしますが、私は無理なので両面も入れています。

  • 両面はどこで役に立つの?

両面は片面の下位互換です(バッサリ)

といいますのも、基本的には現在守ステが活躍するイベはほぼなく、実質の死にステと化しています(※)

それが原因で、片面と両面はアイドルの相場をそこそこ大きく左右する要因になってしまいました。

まぁそれが一概に悪とは言えず、特にスタドリ資産の乏しいプロデューサーにとっては安いコストで最新のアイドルを組み込む手段となっている現状があります。

上述した内容と少し食い違ってしまいますが、片面に比べて2%劣ろうが、腐っても最新カードです。型落ち特技で無理に片面で揃えるより両面を起用した場合の方が強い場合もあります。

スタドリは有限です。自分の手持ち資産で組め得る最大限の編成を組む事を意識しましょう。

  • ※TBSだけは両面が必要

先ほどから何箇所か米印をつけましたが、現在両面特技が活きるイベントがたった一つだけ存在します。

それがTBS(トークバトルショー)です。

TBSはイベントの特性上、やたらめったら敵ユニットの攻撃力が高く、両面特技でフロントの守備力をブーストしてあげないと、バトル中にフロントが落ちて満足にパワーを発揮できなくなってしまいます。

仮にパワー持ちを全部積んでも、両面の娘で補強しないと殴る間もなく撃沈して雀の涙みたいな発揮値になります。ですので、両面は完全に死に特技と言うわけでもないのです。

私は大体TBSでは先頭から3人を2色両面、その後ろに片面やパワー持ちを置くようにしています。TBSの際はフリトレから両面が枯渇もしくは高騰する傾向にありますので、何人か持っていて損はないでしょう。

  • ここまでのまとめ
  1. 出来るだけ片面の娘を集めて編成を組もう!
  2. 両面も臨機応変に起用しよう!TBSでは必要なのでおひとついかが?
  • EX.現行の特技グレード早見表(2019/01/31現在)

究極>超絶>絶大>極大>特大>大>中>小>極小

下の方間違ってたら指摘してください(小声)


実際の編成例

随分と能書きが長くなりましたが、一番気になるのが実際どういう編成を組んでいるか?だと思います。以下に、私の編成を画像と共に解説していきます。

  • パワー持ち無しの手持ち基本編成

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これが現状の私の完全手持ちアイドルです。本来こういう編成にはなりませんが(最低でもメダルSRがいるので)ロワの場合通常LIVEはパワー発揮なしなので抱えのアイドルだけになっています。

上述の通りCuPa編成です。括弧内はコスト

先頭から紗枝(25)、響子(25)、みく(24)がCuPa究極片面。次いで幸子(24)がCuPaランダム究極片面。5番目の紗枝(24)が全色究極両面。ここまでの5人は全員特技12(ヘルトレ4枚×5)

次いで下段。柚(25)がCuPa究極両面。早苗(24)、歌鈴(24)、晶葉(24)がCuPaランダム究極片面。忍(24)が全色ランダム究極片面。ここまでの5人は全員特技11(ヘルトレ1枚×5)

お次はバクメン。上段から星花(23)、紗南(23)、フェイフェイ(23)、柑奈(23)、有香(24)。バクメンは特技受け要員なので片面両面については気にする必要はないですが、片面の方が攻発揮値が高いので、出来れば片面がベター。

バクメン下段。泰葉(25)、穂乃香(25)、翠(25)、梨沙(23)、アナスタシア(25)。バクメンは特技が発動しないので順番は適当に置いています。

  • 解説

先ずはフロントから。私の編成はCuPa合わせなので、先頭から特技の強いアイドルを並べています。これは、先頭から順に特技を発動する率が高い為です(実際は最後尾が発動し易いなど諸説あります)

このうち2色片面は7人で、全色両面1人、2色両面1人、全色片面1人です。両面を起用する理由は先に述べた通りお財布的な問題です。柚も紗枝はんも抱えるために走ったので、せっかくなら使わなきゃね。

ちなみにこの中で限定ガチャ産のアイドルは幸子と工藤忍の二人だけです。理由としてはイベ産の方が安くすむからです。担当、推し以外はなるべくイベ産の娘を抱えて、ガチャで引いた娘は手放して資産にするのがオススメです。


次いでバクメン。特技受けの上5人のうち4人は2世代型落ちの23コスです。バクメンなんて誤差だよ誤差。一応皆片面なのでそこそこの発揮値はあります。セーフセーフ。

23コス単色片面の恒常の娘などは大体2桁前半スタで取引されているので、バクメンのお手軽補強にオススメです。

下5人は特技関係なく置けるので、使わないけど推しだったり蒸機的な理由で抱えてる娘を並べています。


フロントに関して言えばそこそこ強いアイドルを並べては居ますが、それでも当然ながらパワー持ちを組み込まないと発揮値は微々たるものです。あくまでパワー持ちを柔軟に組み込む土台であると思って頂ければ良いかと思います。

  • パワー持ちを組み込んだ編成例

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今回、解説用の一例として水野翠ちゃんのアイチャレの時の編成を引っ張ってきました。18年の11月中旬なので少し古いです。が、パワー持ちの組み込み方としては理想的な回でした。

この時もCuPa軸です。

フロント上段先頭から響子(25)、みく(24)、しきにゃん(25)がCuPa究極片面、次いで幸子(25)、柚(25)がCuPa究極両面。特技Lvは響子みくが12、柚が11、しきにゃんと幸子は多分11にしたけど10のままだったかもしれない。

次いで下段。なつきち(25)が全色究極片面、忍(24)が全色ランダム究極片面、ユッキ(24)がCuPa究極両面、メアリー(メダル)、フェイフェイ(メダル)。特技は忍が手持ちで11、後は全員10。

お次はバクメン。上段からメアリー(完走)、歌鈴(24)、有香(24)、晶葉(24)、フェイフェイ(完走)。

バクメン下段。翠ちゃん(21)、千奈美(メダル)、穂乃香(25)、幸子(24)、早苗(24)。

  • 解説

フロントから行きましょう。この回は理想的なCuPa編成になっています。アイチャレの記事で別個に語っていますが、アイチャレは乗算イベなので特技と属性をかみ合わせた上でパワー持ちを積めるだけ積むのが至上命題です。

パワー持ちについてですが、幸子(併催リミテ)、なつきち(前回ドリフ上位報酬)、メアリーフェイフェイ(アイチャレメダル)が4倍パワー。

しきにゃん(月末2番手)、忍ユッキ(リミテ復刻)が3倍パワーです。

組み方、並べ方の考え方としては、手持ちのCuPa片面特技12の二人を先頭に並べて軸として、パワー持ち兼特技要員のしきにゃんと幸子も前に出しています。

逆にパワー持ちで特技が手持ちに比べて劣る娘は後ろの方に並べて特技の発動率を下げましょう。セオリーは、発動して欲しい順に並べる、です。


続いてバクメンについて。基本的にはフロントにパワー持ちを入れた分、あぶれた娘がバクメンで特技を受けるイメージになります。完走3倍パワーの娘にもきっちり特技をかけてあげましょう。

翠ちゃんは実は推しなのでグルメジャッジメント特訓後が1.5倍でひょっこり入って来てました。

しかしながら、1.5倍パワー(上位報酬の娘の既存カード)をパワー持ちとして期待するのは個人的にはオススメしません。

パワーをしっかり積んだ上でのダメ押しならばアリですが、3倍4倍パワーの代替にはなりません。むしろ特技が型落ちの場合が殆どのため逆効果にすらなり得ます。そこは要注意です。


この編成は当時のアイチャレの理想編成に近いですが、月末1番手だった相葉ちゃんは入れていません。クッソ高かったからです(スタ1000超え)。そこは再三言っていますが、お財布と相談しましょう。

また、当然ながら皆そのイベント中のパワー持ちの最大公約数に特技が掛けたいので、イベントが始まってから慌てて特技要員を探す人も居ます。ですが、当然市場原理で価格は高騰し、出品を探すのだけでも一苦労になります。

更には、いざ拾ったもののパワー持ちでは無いため、イベント終了後に全然買い手がつかず、結果買った時より安い値段で手放しがちです。

ですので、なるべくなら上のほうで語ったよう、自身の編成のカラーを決めて特技要員を常に用意しておくのがベターです。

  • ここまでのまとめ
  1. 特技の軸はなるべく手持ちアイドルに任せよう!慌てて探すのは危険
  2. パワー持ちでも特技が芳しくなければ後ろの方に回そう!


さいごに

編成、特技の考え方というのは実際のところ、分かっているようで余りきちんと分かってはいない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際私も初心者の頃は分からない事が多すぎて、どのアイドルを揃えるべきなのか、どう指針を立ててモバマスを進めていくべきなのか、いまいちよく分かりませんでした。

そのうちツイッター等で教えを請える知り合いがいる人はそう多くはないと思います。また、初心者向けの記事は多いですが、前線に追いつく為の、前線になる為の情報というのはそう多くないと思っています。

そんな同じような境遇の方々の背中を少しでも押してあげたい、モバマスのハードルを下げたいと思い、今回の記事も含めブログを書いています。

今回は一つの記事にまとめようと思うあまりかなりのテキスト量になってしまいましたが、一度覚えてしまえばご自身の軸としてどんなイベントにも応用出来るはずです。

モバマスを頑張りたい貴方のほんの一助になれば、それほど嬉しい事はありません。

では。

7thアニバアイプロを走りました。

11月28日から12月9日まで開催されていた、七代目シンデレラガール、ウサミンこと安部菜々さんのアニバアイプロを走りました。今回は中間どこか1箇所込みの1枚狙いでした。今回の記事は頑張って1枚取ってみたい方向けです。

ちなみにここ最近はフェス以外は全イベ走り続けています。残り2イベ駆け抜けたいところ。

1枚取りに向けて

  • アイテムの準備

スタドリハーフ 1500個ぐらい
生スタドリ   8000個ぐらい

以前の記事ではスタハしか飲まないと書いていますが最近はドリフでもスタハ飲んでるので意外と貯まらず、アイプロでも普通に生スタ飲んでます。
まぁ勿論スタハ飲み尽くしてからですが…

ちなみにこの生スタは準備というより手持ち総スタドリです。パワー持ちの娘とかを拾うのにも当然使います…が!後述しますが、そこまで躍起になってパワー持ちを並べる必要は正直ありません。

もし来年(それ以外でも)この記事を読まれた方でそんなスタドリねーよ!!!ってなった方はパワー持ちに使って減価償却でトバすぐらいなら全部飲んでptに変えましょう。

あくまで私の場合ですが、この1500本のスタハを使い切る前に1枚ボーダーの1億1200万は越えていました。勿論スタ極(スタ679)で効率がよいのもありますが、スタハ1500本もあれば確実に1枚取れるかと思います。一つの目安になれば。


走り方

  • 基本はスタ走り

この基本方針は通常アイプロだろうとアニバだろうと変わる事はありません。期間中ひたすらスタドリを飲み続け、ひたすらパーフェクトが出るのを待ち続けながらぽちぽちし続けましょう。

アイテムは期間終了後高級だとマイエナ1本、通常アイテムだと3個でエナハ1本に変えられます。ただ、折角のアニバですし念願の復刻アイプロもありますので、担当や好きなアイドルの台詞回収に使うのも良いでしょう。

かくいう私も、当時ログイン勢だった5thアニバを堪能するために結構高級アイテムを投げました。文香の最終日が最強すぎて、パフェ待ちが出来ず(中間に追われてたのもあり)使ってはスクショを繰り返してました(笑)

  • アンコールチャンスタイム

今回のアニバアイプロより、新システムのアンコールチャンスタイムが実装されました。

完結に説明すると、今までのチャンスタイム10分間の最中に7回パーフェクトを出すと、5分間チャンスタイムが延長されるというものです。

しかし重要なのはここから。

なんと、その5分間はスペシャルコミュイベントしか出ないのです!!

つまり、パフェが出れば確定でフルにポイントが入ってくるのです。通常コミュイベでパフェ引いた時のがっくり感たるや…ですので、その5分間は集中してプレイすることをオススメします。


スタ走りのお供を用意する(超重要)

この見出しを見て、は?(威圧)と思われる方もいるかもしれません。が、しかし。個人的にアイプロで最も重要視すべきポイントはここです。

結論から言って、スタ走りは超退屈なんです。

ptの為に可愛いアイドルのコミュも飛ばし、エピコミュも連打連打、ぽちぽちぽちぽち…これを何時間、何十時間と繰り返す訳です。するとまぁ、飽きてくる訳ですね。

そんなスタ走りを支えてくれる”何か"を予め用意しておく事が、アニバアイプロを走りぬく最大のコツといってもいいでしょう。

そんなわけで、自分が実際に普段アイプロに限らずスタ走りの際に使っているお供を紹介します。

  • アニメ

一番鉄板なのはやはりアニメです。パソコンかゲーム機とかでも良いです、好きなアニメを垂れ流しにしながらぽちぽちしましょう。その際、意識は8割アニメ2割アイプロでやるのがいいと思います。

アイプロで意識を使うのはエピコミュとスタを飲むタイミングです。あとはながらプレイでも慣れれば普通に出来るようになるでしょう。

一番良いのは何かしらの配信サイトに加入しておく事です。私はdアニメストアと尼プラに加入していますが、ネトフリでも何とかでも何でもいいので。

というのも、アニメもアニメで飽きた時にすぐ他のアニメを探せたり、勝手に次の回へスキップしてくれるのでアイプロの手を止める必要がありません。

ちなみに、私のオススメはアイカツ!です。話数が多いので12話観終わってしまい次のアニメ難民にならずにすみます。難点はハマり過ぎてながら見出来なくなった事ですかね…(一敗)

  • ライブ円盤

これも鉄板ですね。大ボリュームのシンデレラガールズライブの円盤なんかはアイプロのお供にもってこいではないでしょうか。

キャストの熱い想いとプロデューサー達の熱気で、自宅がまるでアニバーサリーライブ会場に!?

ただ私はこの方法は使えません。普通に泣いてアイプロどころではなくなってしまうからです。涙腺ガバ勢にはオススメ出来ないので次点とさせて頂きました。

  • 通話

これは所謂P仲間、同担、オタク仲間、等々、通話できる間柄の知り合いがいる事が必須なので3番手となりましたが、今回これも活用しました。

最近はディスコード全盛で、デレマス界隈ですと担当ディスコなんてのもありますので、探してみるのもいいかもしれません。

私は所属しているプロダクションやその周辺のディスコードが活発なので、そこで通話しながらぽちぽちしました。

特に卯月3rd中間が始まった初日、夜中に起きて出勤時間まで6時間ほどスタ走りした時は通話がなければモチベが保てなかった気がします。同じ3rdで走るタイミングの知り合いと「あー…アイプロ…やめてぇ…あ”あ”…」と言いながらぽちぽちしていました。



上記以外にも気分を紛らわす方法は色々あるかと思いますが、冗談でもなんでもなく本当にアニバアイプロをやるにあたって重要なファクターなので、来年走られる方はその辺も考えておくといいかもしれませんね。


編成について

少々話題が飛びましたが、再びゲーム面の内容へ。

  • パワー持ちを入れた編成(メダル育成前)

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これは12月6日の画像です。私は6thライブで二日間ナゴド現地+前乗り+翌日夕方帰宅でしたので、序盤はほぼ放置でした。なので手持ちを一旦揃えた段階でプロデュースメンバーの娘は全員育成済みです。

順に解説していきます。

4倍パワー持ちが月末3番手の法子のみ。次いでシンデレラドリーム仁奈ちゃん、前イベさとみん、ハワイアイプロ乙倉ちゃん、よさこいナタ、アニバ配布美穂が3倍パワー持ち。後の4人は手持ちからステータスが高い順で自動編成です。

この中で実際にスタで迎える必要があるのは法子のみで、乙倉ちゃんとナタは期間中の復刻アイプロでも拾えます(自分はフリトレで事前に30スタとかで拾いました)シンドリだけは少し入手が難しいので、無くてもまぁ構わないかもしれません。

それでもこれだけの発揮値になります。プロデュースメンバーが4人も居る恩恵が非常に大きく、初心者でも発揮値を用意しやすいのかな、と思います。

ちなみに、前回のアーニャアイプロで2億稼いだ際は発揮値が160万ぐらいで、それでも正直余裕で稼げたので、極論法子無しでも大丈夫です。ですので、パワー持ちガン積みしないと走れないんじゃ…と不安を抱える必要はありません。

私と一緒にゆっくりまったりアイプロしましょう。

  • パワー持ちを入れた編成(メダル育成後)

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これが12月7日2時頃の編成です。最初からいる3人のメダルを育成して投入しました。あれ~おかしいね、晴ちんがいないね?

そうなんです、晴ちんはこの時2枚揃っておらず、揃った後も育成の手間が惜しく、無しで最後まで走り続けました。

この編成でスペコミュパフェ13万ぐらいでしょうか(あやふや)先述の発揮値160万の時で大体10万でした。4倍法子(スタ400ぐらいだった)だけでこれだけの発揮値ですので、そう考えると案外イケる気がしませんか?

  • 特技は気にする必要ナシ!自動編成でOK

これは前回のフレちゃんアイプロでも説明しましたが、アイプロは攻発揮と守発揮の合計値がそのまま発揮値になります。そしてコミュで特技が発動する事はありません。

つまり、アイプロにおいては特技の組み合わせや特技レベルを気にする必要がないのです。

ですので、自分の財布(スタドリ)でお迎え出来る範囲の子だけを片っ端から迎えればいいのです。そういうったシステム的な面もあって、アニバアイプロはやばい!と巷で言われる程、実はそんなにヤバくないのです。少なくとも中間を狙わなければ…

  • プロデュースメンバーについて

上の編成画像を見ていただければ分かるように、プロデュースメンバーだけで648608もの発揮値を担っています。いかにプロデュースメンバーの育成がキモかが分かって頂けるかと思います。

もし序盤の1st中間を1枚取りたいとかスケジュール的に前半しか無理とかでなければ、出来れば4人目の追加アイドルを待った上で全員育成し終えてから本腰入れて走り出す事をオススメします。

ちなみに、5thアニバのプロデュースメンバーは育成は出来ますが発揮値は加算されません。来年も恐らくそうなるでしょう、あしからず。


結果

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無事、ウサミン1枚を手に入れる事が出来ました。

今回は物理報酬がバニッシュした影響もあってか控え目なボーダーでした(それでも1億ちょいは要る)

飲んだスタドリの数ですが…

スタドリハーフ 全部
生スタドリ   300個ぐらい
計 生スタドリ1050個ぶんぐらい

あれだけ苦しかったのに、1000本ちょいしか飲めていないんですよね。みりあちゃんドリフで2000本ぐらい飲んだ事を思うと、アイプロは本当にスタドリ飲むのが大変なイベントだと分かります。


クソ辛かった3rd中間

今回、平穏だった1枚ボーダーの裏で超激闘が繰り広げられたのが、5thアニバーサリー卯月が報酬の3rd中間でした。

開始前からスケジュール的な意味でも3rd中間だけは取ろう、と心に決めていました。5thアニバ当時、指をくわえてみているしか出来なかった自分へのリベンジも兼ねて。

まぁでも、2億稼げば流石に取れるやろwなーんてタカをくくっていたわけですが…

なにがなにが。中間最終日の午後3時の段階で300位ボーダーが1.5億越え。あっ、コレはアカン…と

ボーダーに対して4000万マージンを取っていたはずが、気付けば3000万まで縮まっていました。あわてて必死こいてスタ走りで逃げ続けました。ボーダー付近の人たちは明らかにアイテム走りの10分速でどんどん迫ってきます。

対して私の時速はどれだけ必死こいてやっても1200万、10分速換算で200万ぐらいです。…そんなこんなで、久々にボーダーに追われる緊張感を味わった私。結果は…

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なんとか念願の5thアニバのリベンジを果たす事が出来ました!本当に嬉しかったです。

ちなみに300位ボーダーは最終2.16億と、4000万のマージンは2400万まで縮まっていました。早めにボーダーの伸びに気づけてよかったです。

実を言うと、20時30分の時点で勝ちは確信していたので、残り30分は復刻ふみふみにひたすらアイテムを投げスクショを取り、ツイッターで文香文香と呟いていたのでした…



そんなこんなで、無事今年のアニバアイプロも乗り切る事が出来ました!アイプロも流石に慣れたとはいえ、やはりそれなりに緊張します。

今回は6thライブも4公演全通して、去年の比ではないぐらいプロデューサーとして充実していたと思います。ゲームをプレイして、ライブに行って、どんどんどんどんシンデレラの皆の事が好きになっていきます。

そして何より、終盤のエクストラコミュで音葉に自力で逢えた事が何より一番嬉しかったです。本当にうれしかった…

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担当に自力で会うのが難しすぎて、当時の僕は半分鬱になっていました。

結果的に逢えたわけですが、めちゃくちゃ疲れました。

…来年もコレやるのか(絶望)でも、多分最後の一人まで残っても自分で逢いに行くと思います。


そんなこんなで、今回は攻略はもとより、振り返りや雑感が中心となってしまいましたが、次のアニバアイプロを走りたい方のお役に1ミリでも立てればモバP冥利に尽きるというものです。

また、当ブログのコメント欄やツイッターに直接でも走り方等気軽に聞いて頂いて構いません(コメントほんと歓迎です)。使えるものは何でも利用して、是非ご自身の足で担当アイドルを迎えてあげてくださいね!

新曲投稿:Shoot the Hearts!!についてのよもやま話

先日ボカロオリジナルの新曲をニコニコにアップしました。
完全な新作はとても久々です。



概要

Shoot the Hearts!!も前回のCrossing Stars同様四つ打ちベースのポップかつトランシーなアニソン風楽曲です。

"アイドルソング"と銘打っていますが、アイドルソングと言うよりは歌詞中の主人公がアイドルの歌です。

ただ、いつもなら普通の女の子がアイドルを目指す歌詞をよく書きがちですが、今回は珍しく既にアイドルとして活躍するおんなのこ目線の歌になっています。

アイドルとしての強い意志が輝きになって、ファンの日々の不安や迷いを撃ち抜くわけですね。だからどうかその手を伸ばしてくれと。私の歌で不安も迷いも悩みもあらゆる一切のネガティブをブチ破って幸せにしてやるよと。

そういったアイドル目線の歌です。


こだわり

  • JDピアノ

今回の特筆すべき拘りはまさにコレ、分かる人には分かるアレ…では不親切ですのでちゃんと解説します。JDピアノです。

今回の曲はJDピアノの音色にインスパイアされて生まれたと言っても過言ではありません。


JDピアノとは…

JDシリーズは、ローランドが生産、販売しているデジタルシンセサイザー
JD-800、990はPCM音源を搭載したデジタルシンセサイザーであり、アナログシンセサイザーのノウハウを応用した音作りが可能な点をセールスポイントにしていた。
Wikipediaより参照)
ローランド・JDシリーズ - Wikipedia

1991年ローランドより発売されたPCMです。細かいとこはWikipediaに任せるとして、要はJDピアノとはプリセット53番目の所謂小室ピアノです。

最近だと一番印象的なのはやはりfripSideではないでしょうか。

かくいう私も八木沼フォロワーであり、やはりJDピアノそのものを曲中に取り入れたいとはかねがね思っていたわけです。しかしどの再現プリセットや模したソフト音源でもあの音そのもののサウンドは再現出来ず…しゃーなしカチカチに加工したピアノなんかで誤魔化し誤魔化しやっていたわけですが。

そんなある日、Dios(シグナルP)さんがツイッターにてご自身の所有されているJDのピアノを完璧にサンプリングされたものを公開された訳ですね。氏がハード音源マニアなのは存じ上げていたわけですが(ハード名で検索するとよくツイートが引っかかった)

今現在公開されているのかどうかは分かりませんが、Dlしていざ立ち上げたところ、まさしくそこには本物のJDピアノがありました。長年夢見たあの音です。もうテンション究極MAXですよね。

Diosさんホンマありがとう…。

JDピアノの音色ですが、Aメロ2回し目とかが非常に分かりやすいと思います。ツーチャンツチャーツチャーツチャーツチャーンって鳴ってるアレ。またこれが四つ打ちとハイゲインギターと合う訳ですよ。

これからも末永く使っていきたい音色です。

  • TB303ベース

はい、出ました。TB303ベース。これも分かる人には分かるアレですが、名前は知らずとも音は聴いたことある!ってなる人が多いと思います。

StH!!でいうとAメロとBメロの繋ぎの部分です。何かデジタルっぽい音ですよね、結構アニソンとかちょっと前の曲で結構聴いたことがあるんじゃないでしょうか。

これも元はローランドのシンセで、TB303という古い機種があるのですが、詳しくはこちら ローランド・TB-303 - Wikipedia

僕もこの音色がめちゃくちゃ大好きで、これの場合はどんなアナログシンセでも似たような事が出来る為、Massiveで自分なりに再現してみました。Massiveは音が作りやすくていいですね。

  • PWMリード

PWM(パルスワイズモジュレーション)リードで今回初めて所謂シンセソロを間奏にしてみました。これもMassiveの自作パッチですが、かなりお気に入りです。

程よくポルタメントが掛かっていて、ペダルが気持ちいいですね。またディレイリバーブもかなりウェットな掛け方なので、すごい浮遊感、疾走感があると思います。

今回の曲では、アイドルの輝きが世代を超えて駆け抜けていくイメージを表現しています。その為サイドのギターもあえてスペーシーな感じが出るようフルコードで掻き鳴らしています。間奏2小節目のⅣmM7が絶妙な浮遊感で好きです。

また、リアルタイムでピッチベンドを入力する事でディレイリバーブのリリース感とあいまって宇宙の鳴き声のような質感も出てる気がします。

  • ギター(Mayones Duvell Standard)

ギターは6月に購入したマヨネーズのDuvellをやっと実戦投入出来ました。まさに狙った用途にバッチリハマってくれました。ハイゲイン志向のギターは本当に弾いていて気持ちがいいですし楽ですね。

バッキングは所謂fripSide系動きのある16分刻みが主体です。僕の一番得意ジャンルです。

また、今回はサウンドメイクも今までと機材をガラっと変えています。具体的にネタバラシしちゃいましょう。

マヨネーズ(ギター)→Waves GTR STOMP(オーバードライブ用)→Guitar Rig5 Van51(EVH5150モデリングのアンプ)→Nad IR(キャビIR用プラグイン)→NI Solid EQ(中高域ブースト用)

バーブディレイ等もかなりかけていますが割愛。キモはこの辺です。

いつもはWaves GTRでほぼ完結だったのですが、重心の軽いGTRとタイトで低めなマヨネーズがあまりにも合わず、逆にこれほどタイトならGuitar Rigのルーズさを廃しつつ現代的な歪み感を得られるのでは?と思い試してみたところ、これがズバリ的中。

さらにタイトさと今っぽさを求める為に初めてキャビIRを導入。受け皿のプラグインもIR自体もフリーのものを使用していますが、まぁこれがめちゃくちゃいいのなんの。

確かRed IRという所のフリー公開してるマーシャルの1960だったと思います。コレ本当にオススメで、なんと10種類以上のマイクでIRを録音してあって、さらにそれぞれのマイクで狙いや距離を50パターン以上ぐらいから自由に組み合わせて使えるのです。いやー…これ無料はすごいね。

Nad IR側でキャビが二つ設定できて、所謂オンマイクとオフマイクのブレンドが出来るわけですね。なので、SM57のオンマイク気味のを多めに、オフに何か忘れたけど立体感のあるマイクの物を適用してエア感と立体感を出してみました。

ギターサウンドに関しては当分これでいいやという感じです。

  • ギターソロ

なんと間奏が2回も。シンセソロ→Cメロ→ギターソロの流れになっています。

今回のギターソロは、手前味噌ですが人生で一番良いソロが書けたと思っています。音色自体は上で解説しているのとほぼ同じですが、ディレイリバーブでだいぶ調整しています。

僕はギターソロは歌と歌の橋渡しである事、起承転結がキチンとしている事、を常に念頭においてギターソロを作っています。

Cメロのエモーショナルなロングトーンとバトンタッチするようなチョーキングの入りから、少しメロディアスに弾きつつⅥメジャーに向けて一旦6連レガートで駆け上がります。

その後Ⅱm7→Ⅲm7と上っていくのに合わせてペンタトニックでアドリブ感のあるようなギターらしいフレーズで攻めつつ、ずっと使いたかったコンディミをdim上で使ってみました。レガートタッピングで上昇→下降しています。

終盤はこれもまたダメ押しの清涼感のあるⅤsus4のスウィープを決め、その後元のキーに戻りまたスウィープで畳み掛け、ドミナント7thで〆。

歌モノのソロとしては最大限の役割が果たせたのではないでしょうか。


コード進行

今回もコード進行はBメロでそれなりに攻めています。

前回と基本的な発想は似ていますが、あえて全て半音下降にはせず、展開前のトニックに帰結する事でその後の飛躍感を演出しています。

最終的には自然にサビのキーに帰結できたので内心ホッとていますwコード進行においてノンダイアトニックやサブドミナントマイナーを利用して部分的に転調する場合、やはり一番のキモは元のキー、もしくは目的とするキーにたどり着けるかどうかです。

無理に進行で特別感を出そうとして結果ブレイクで無理やり帳尻を合わせたり尺を余分に消費したりカタルシスが得られないと目も当てられません。音楽をやってない人にもなんとなくダサさが伝わります。だからこそ熱く冷静に、インテリジェンスに組み立てていく必要があると思っています。


今回のまとめ

今回はなんだか煩雑な文章になってしまいました。あまりうまくまとまっていません。。。

曲自体はちゃんとまとまっていますので(笑)是非聴いて楽しんでいただければなと思います。

僕の四つ打ちトランス風味アニソンへの拘りが詰まった一曲です!